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親御さんからの電話の後
様子を伺いながら聞いてみた。
笑琉:どうだったの?
彼女:なんていうか…
今はやっぱり時期じゃないみたいな事と
産んだ後私が学校に行ってる間
笑琉が子供見てて
私が帰ってきたら笑琉が仕事に行くとか
それが出来ないならお母さんが全部やるって。
笑琉:そっか…
それでお母さんにまかせるの?
彼女:そういう訳じゃないけど
考えてくれてだんだ…って
ちょっと嬉しかった。
笑琉:よかったんじゃない?
全部任せたら俺たちが育てる訳じゃないじゃん
それを任せるんなら俺は一緒にいられない。
正直
この時怒りよりも虚しさが大きかった。
何故なら2人で話し合って頑張ろうと決意したのに
親の一言でコロコロ変わってしまう
彼女の中途半端な気持ちとか言葉に
虚しさを凄く感じていた。
何のために俺はいるのだろう?
結局嘘しかつかないんだ。
自分の存在意義すら疑った。
子供育てるにはそんな半端じゃいられないし
リスクがあるから余計に責任感じているのに
まるで他人事のように言う彼女に
虚しさを感じ信用すらなくなっていた。
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