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この時
感じた気持ちは
嬉しいとか悲しいとか
そんなものでは言い表せないものだった。
笑琉:俺…外に出てくる。
静かに立ち上がり
少し彼女と目を合わせた。
彼女はうん。その一言で終わった。
虚しさに身を任せて
どこまでも歩いたどれくらいの時間が過ぎたかは
わからない程あるいた。
笑琉:はぁ…
認めてもらえてない俺が何処を喜べばいいんだよ。
わかんない奴だな。
そんなことを言いながら
歩いていた時
ガラの悪そうな奴が3人ほど目の前にいた。
笑琉:だりぃ…な。
イヤホン越しに聞こえる
気持ちの悪い笑い声
知らぬ顔で通り過ぎた時
時間が止まった…。
不良a:邪魔なんだよ…
ドカッ…
蹴り飛ばされ車道に転げた
その時のことはよく覚えている。
長々しい喧嘩なんてしたくなかった
だから全てを一撃で終わらせた…。
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