3人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
彼女との同棲を始めてある程度の日が流れ
彼女方の両親とも話をするようになったり
関係は深まるばかりだった。
しかし
未成年の娘が妊娠したら
勿論心配も含めて不安ですよね。
身体のリスクや進学を諦めなきゃいけないや
他にもいいたいことはあるはず。
その上で出た言葉は「おろしなさい」
その言葉に悲しみを覚えたのか
彼女は家族と私 そしてお腹の子に挟まれ
どうする事が正しいのかさえ
わからなくなっていた。
彼女からの
赤ちゃんが出来たとの報告の次の日
産婦人科へ行きました。
やはり嬉しそうな笑顔で
妊娠は確実との診断。
ただ
安心は出来ない状態。
まだお腹の中に子供が見えていなかった。
場合によっては子宮外妊娠の可能性もある。
そんなリスクを背負ってまで
彼女は産むと決意したはずだった。
最初のコメントを投稿しよう！