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「まあ、聞けよ。アイツさ、めっちゃ歌が上手いんだよ。
そんでアイツ、組む相手にオリジナルソングつくってプレゼントするんだ。大抵のオンナは、落ちるね。そしてアイツの言いなりになるんだな。そりゃもう、右といえば右、左といえば左。その操縦術には舌を巻く………」
がーんん…
「サラ貰ってない」
「だから色気無いから」
「美脚だもん!」
「ちっパイだし」
「うわーん」
「泣かないで、サラにはボクがいるよお!」
「もも~~、びえぇ~~」
ぷっは~~と煙を吐くオサル。
「そんな具合でレースの時には、そりゃあもうウマを意のままに操るわけだ。良かったじゃないか、弄ばれて捨てられなくて。」
こないだは寝床奪われたけどね。
「さてもも、次」
「次はコーソクドーロとヨッシー。ここは未知数。新馬戦勝ち上がったばっかだ」
「次」
「ツクモガミに立冬。このジョッキー、闇医者でも有名。今のところ、ウマ改造の噂はないが」
怖いから次いこう。
「はい次。クイーンテンマとミーラブちゃん」
「ほう。ナイスバディペアか。
もも、モスキートカメラを準備しとけ。上から下から斜めから。あらゆる角度、特にプリケツ、バイン中心で!」
「イエッす、カイザー♪」
「あんたら………やっぱりシめたろか」
鼻の下伸ばしやがって。
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