なんか企んでる?

18/21
前へ
/21ページ
次へ
「まあ、聞けよ。アイツさ、めっちゃ歌が上手いんだよ。 そんでアイツ、組む相手にオリジナルソングつくってプレゼントするんだ。大抵のオンナは、落ちるね。そしてアイツの言いなりになるんだな。そりゃもう、右といえば右、左といえば左。その操縦術には舌を巻く………」 がーんん… 「サラ貰ってない」 「だから色気無いから」 「美脚だもん!」 「ちっパイだし」 「うわーん」 「泣かないで、サラにはボクがいるよお!」 「もも~~、びえぇ~~」 ぷっは~~と煙を吐くオサル。 「そんな具合でレースの時には、そりゃあもうウマを意のままに操るわけだ。良かったじゃないか、弄ばれて捨てられなくて。」 こないだは寝床奪われたけどね。 「さてもも、次」 「次はコーソクドーロとヨッシー。ここは未知数。新馬戦勝ち上がったばっかだ」 「次」 「ツクモガミに立冬。このジョッキー、闇医者でも有名。今のところ、ウマ改造の噂はないが」 怖いから次いこう。 「はい次。クイーンテンマとミーラブちゃん」 「ほう。ナイスバディペアか。 もも、モスキートカメラを準備しとけ。上から下から斜めから。あらゆる角度、特にプリケツ、バイン中心で!」 「イエッす、カイザー♪」 「あんたら………やっぱりシめたろか」 鼻の下伸ばしやがって。     
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加