遊園地、西口にて

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風磨と少女はバスに乗り込む。 バスの中は誰もおらず風磨と少女の二人だけだった 「そういえば前、遊園地に誰と行ったの?」 「誰とって…………友達とかかなぁ」 「本当に?間が怪しい」 「何だよ友達だって」 (最近の子どもは……、間が怪しいって……。) 風磨は話を切る為に窓からバスが走り去って行く風景を眺めていた。 「友達か…………」 「子どもの頃アイツと行ったけ。そういえば、アイツと最近会ってないなぁ。どうしてるかな……」 風磨は窓を見ながら、子どもの頃の遊園地の思い出を懐かしいんでいた。
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