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出会い
風磨は事務所の奥にある応接室のソファーで眠っていた。
「……おい。……起きろ。もう朝だよ。」
(んだよ。うるさい。)
「起きろ!!」
耳元に大きな声が伝わって来た。
「もう、うるさい。静かにしろ」
風磨は大きい音のほうに向かって放ったが、そこにいたのは風磨の声にビックリし、今にも泣きそうな
小さな少女がいた。
「えっ、何で女の子がいるんだ」
ーガシャ
事務所の玄関が開く。
「よう、風磨。そろそろ起きろよ。時間だ。」
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