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第1話
「それでも私は・・・伝説の勇者になるんです!」
「そうか、とめても無駄か。」
「管理人さん忠告どうもありがとうございます。でも私は決心したんです。」
金髪に緑目の青年アラン・ケタブリルはクエスト管理人にお辞儀をした。
「クエスト管理が仕事だから戦いについては良くわからんけどさ
あんたみたいにガリガリに痩せてるのは1週間もしないうちに見なくなるな。
どっかでモンスターにやられたか。旅を放棄して故郷へ帰ったか。」
「私はそんな事ありませんよ!」
アランはにっこり笑って答えた。
「まぁ言うだけなら簡単だからな。
じゃ、好きな依頼を掲示板から選んでけ。新米冒険者さん。」
クエスト管理人は無愛想に答える。
「はい!」
アランはもう1度お辞儀をすると早速掲示板の方へ歩いて行った。
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