10人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
ー信良side
何か嫌な予感がする
ープルルル
『もしもし』
「依月、お前姫の家の鍵持ってるか?」
『おう、持ってるけどどうした?』
「すごく嫌な予感がする。あいつは今から死のうとするかもしれない」
『ありえる』
「だろ?急ぐぞ」
『わかった』
ー数分後
ーガチャ
ードンバタバタ
「雄姫」「姫」
「依月と信良?どうしたの?……」
そう言って笑顔のままで姫は意識を手放した
「雄姫、雄姫、ごめん。死ぬな」
「もしもし、救急です。はい、出血多量です。東京都墨田区、○?○×○×○×○×○×○×○×マンションの三〇五号室です」
とりあえず手首を水から上げてタオルで止血しないと
「雄姫、」
そんなに好きなら浮気なんかしなくてもよかったのに
雄姫の性格を1番知ってるのは依月なのに、
最初のコメントを投稿しよう!