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「私の元カレはね……典型的ないじめられっ子だった」
渋谷のラブホテルの一室で私は大きなジャグジーの湯に浸かりながら、一緒に入っている男に語っていた。
「弱気な性格でいつも、クラスの男子にいじめられてたけど、優しい男なのは知っていた。だから彼から告白された時は凄く驚いたけど、反対はしなかった。でも……彼と一緒になる日はなかった。デートする予定だった当日に元カレの前で犯されたの。相手は元カレをいじめてたリーダー格」
ここまで語ると、言葉を詰まらせる感じに間を空け、浴槽の上に置いたシガレットケースを手を取り、タバコを吸った。
「それ以来、私はリーダー格に飽きられるまで犯され続け、快楽塗れにされ、高校を辞めるはめになった。そして元カレはひきこもりになった」
「けっ、弱い男だな。俺はそんな奴を見てるとぶん殴りたくなる」
私の過去を話すと男は元カレを嘲笑する様に鼻で笑うと、私の手を掴んだ。
そして男は自分の身体を自慢するかのように胸元に私の背中を密着させた。
「男は何でも強くなくちゃあな。俺みたいな最強の男がな」
男はいやらしい手で乳房を揉み始めると、それと同時に男のアレがメキメキといきり立ってきた。
それが私のお尻に当たり、太さと長さがよく分かった。
「あんっ……あなたって……たくましいのね」
私は色っぽい声を出しながら、男のアレを触りながら誘惑し続けた。
「でもね……この話には続きがあるの」
喘ぎ声を出しながらも話の続きを語ろうとしたが、既に男はそんなのを無視して愛撫し続けた。
「実はね、その元カレと再会したの。そして、私を雇うことにしたの……」
私は触ってた男のアレを力強く握りしめた。
「幻影をねっ!!」
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