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尚のところに戻ると当然のことながら、ショーツも濡れていることに気がつく。
僕はもう一度洗面室から新しいバスタオルを取り彼女のところへ戻ると、彼女の服を全て取り除いた。
背中の途中まで。僕が跨っていた部分まで濡れていた体を丁寧に拭く。それから尚を抱きかかえてベッドに寝かせた。
「ちょっと待っててね」
半開きになっている唇に軽く唇で触れて、さっき僕たちがいた場所。ーーー玄関を上がってすぐの廊下へと戻る。そして、床に放置されているバスタオルや衣類で床を綺麗にふき取り、全てを洗濯機に放り込む。
洗剤を入れ、スイッチを押して、洗濯をスタートさせた。
「これで、よし。と」
一仕事終えた気分で、今度はベッドへと向かう。
僕の尚の元へ。
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