酔っぱらい共の怪談話

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  誰もが一度は経験していると思うんだけど、何故か急に背後から誰かの気配を感じて怖くなる時ってあるじゃない? ほら、幽霊とか、生き霊とか、もしくは妖怪や悪魔が見ているっとかってあるでしょ 実際のところ音を立てたりめちゃくちゃ近くにいない限り人には後ろに目やそれに変わる何かを認識できる感覚器官なんてないから本当に誰かが後ろにいても本来は気づくはずなんてないの。 にも、関わらす何かの気配を気づくというのはこの世ならざる者がそこにいるって気づかせようとしているからなのよ でも、なんでって思わない? 一説にはね、私達には守護霊というのがいて後ろに危険な存在がいるから振り向いちゃいけないって教えてるって話があるの 振り向いてその危険な存在を目にしちゃったらダメだってのがあって、この世ならざる者と向かい合っちゃうと、あの世の存在…つまり幽霊ね。それとこの世の存在、私達、生きてる人のことね 本来、このふたつの存在は世界が違うからお互いに影響しあうことは出来ないんだけど、認識し合うとその時だけあの世とこの世が重なり合って影響を受けちゃうのよ。 だから背後霊とかって人の後ろにいるの 互いに認識しちゃうと影響を受けちゃうから幽霊の方もヘタに認識されちゃうと払われちゃうでしょ 霊能力者とかお坊さんとか除霊師さんとかが幽霊なんかをやっつけれるのはそういうわけなのよ image=508995603.jpg
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