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家に帰ると、ダンナが早退したのでしょうか。
神妙な顔をして机には緑色の書類が置かれています。
ダンナは一言、「離婚しよう」といいました。
ダンナは曲がりながにもわたしのことは好きだったようでした。
でも、わたしの性格があまりにも変わってしまい
失望したことに加えて、
「子供の教育のことを考えて離婚したい」
といいました。
子供はダンナがみるとのことでした。
「いやよ」
と私は懸命にいいました。
「君には悪いんだけど、私立探偵を雇って証拠もあるんだ」
といい、私が「私立視姦淫女子学園」という所で勤務している証拠写真をだしてきました。
私は、頭がパニックになりました。
返事はしばらくのちでいいよ、いってくれました。
翌日は福祉事務所にいきました。
例のスケベオウムが何かいいかけましたが、籠ごと蹴っ飛ばしました。
福祉事務所にいくと、所長と副所長が単刀直入に「ここをやめてくれ」といわれました。
「ここは福祉事務所で心身ともに弱っている方々が相談電話をしにくるのに」
「古山さん」
「あなた、最近恐喝まがいのことばっかりいっているんじゃないか」
「苦情もかなりきていて、厚労省のお役人もこのままいくと福祉法人の認可を取り消すというんだ」
「本当に最近の古山さん、おかしいですよ」
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