恋する気持ち。

1/4
27人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ

恋する気持ち。

ホントに馬鹿だと思う。 「ゴメン。お前とはもう付き合えない。」 「圭吾何で?私のコト嫌いになったの?」 俺はサチの瞳から今にも溢れそうな泪を ぼんやり見ていた。 「ゴメン。サチは何も悪く無いよ。 俺の勝手なんだよ……。」 サチが瞬きをして泪が溢れ出た。 「好きなヒト他に出来たの?」 「…………。」 俺は何も言えなかった。 好きなヒト出来たから……。 サチは俺を睨んで走って行った。 ゴメン。 心の中で何度も呟いた。 でも こんなに恋しいヒトを心に抱えて サチと……他のヒトとなんて 付き合えない。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!