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確かに自立した女性が好みだし、妹の宇美は俺が躾だけあってしっかりしている。
高卒で警察官になって今じゃ白バイ隊員。自慢の妹だ。
だが、今はそんなのどーでもいいッ!
「泉ちゃんは今まで回りに居ないタイプだもんなぁ~。恋愛云々関係無く、気になって当たり前だよ、湊くん♪」
機嫌良く俺の肩をポンポン叩く杉山に腹が立つし、何か含んだ言い方をする杉山に振り回された自分も腹が立つ!
「あぁぁぁぁぁ、くそっ。お前マジムカつくッ!お前の金で飲みまくってやるからなッ。大将おかわりッ!」
「アハハハハっ!飲め飲め♪今日の酒は格別に旨いなぁ♪」
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う・・・頭痛ぇ~・・・何処だここ・・・
布団で寝てるってことは家に帰ってきたんだよな……杉山にここまで送ってもらったのか?ヤベェ全く覚えてねぇわ……
う~ん……喉、渇いたな……
「……水……」
「はい、どーぞ」
「ッ!?」
頬に冷たい物が当たり飛び起きた。
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