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鳥飼がイオの頭を撫でる。その手に自ら頬をすりつけようと寝ぼけながらも身体を伸びあがらせる。その様子が、猫みたいだ。愛撫をもとめる美しい人に、鳥飼は目を細めた。
流助は、イオのきれいなペニスを舐め始めた。小さな口でしゃぶりはじめた。イオはまだ目を開けようとせず、手探りで流助の髪にふれる。
「り……う? あ、何して……あ、あ……もう、んー、んー」
ペニスに口づけしながら、流助の小さな手、細い指がイオの身体に潜りこむ。
「ダメ……巌ちゃんがいる、」
「よく寝る子だから大丈夫だよ」
「あ、でも、隣の部屋、すぐだし、聞こえ……あ、や、……ぅん……ぅん」
鳥飼の指が一本追加された。二人の指をやすやすと受け入れた身体に流助が感嘆の声をもらす。
「イオ……、イオの身体、Ωみたいだよ。妊娠させたくなっちゃう」
「……流……それ……なんで……そんなこといわな……」
自分より大きなイオの身体の上になり、流助はイオの身体をかわいがった。
「イオ、俺としたい? 俺がいなくなって、俺のこと考えた? いれていい?」
流助の呼吸が若干荒い。動きも性急だった。
「……なんか、流助、なんでこんな……ひょっとしてヒート……?」
「違う。イオとしたいだけ。ただの流助だよ」
かわいい流助が、まるでαのようにイオをいいようにしようとしている。なんだか抵抗できなくて、イオは素直に脚を開いた。鳥飼が背後からイオを支える。二人の真ん中は、久しぶりで、イオはあまりの多幸感に、身をゆだねる以外の選択肢はなかった。
「流……、ああ、あ、あ、あ、流のうれしい、流、流」
ずっと欲しかったものをもらったイオは、満足気な吐息をもらしながらも泣きそうだった。
存分に流助のペニスを味わえば、もう一本が欲しくなる。どちらもとても美味しいから。
イオが鳥飼の巨大なものを自分の顔までたぐりよせ、先端を舐めた。もちろん流助と繋がったままだ。流もおいでと呼ぶと、かわいい顔に戻った流助が腰をもぞつかせながら一緒に舐め始める。鳥飼を上目づかいで見たり、二人、目くばせしあってくすくす笑ったり舐めるついでにキスをする。
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