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んで、星羽さんに呼ばれた俺は職員室へ。
かと思いきや理事長室に...
「呼び出すなら星羽さん使わないでよ、母さん。」
「あら?普通に呼んだらあなたは来るの?」
行きません...
言葉に詰まった俺を見て母さんはため息をつく。
星羽さんは苦笑してるし。
「星羽くんごめんね?わざわざ雪姫連れてきてもらって。下がっていいわよー。」
「はい。失礼します。」
星羽さんが出ていった瞬間部屋の中の空気が変わる。
そして母さんは静かに言葉を紡ぐ。
「あなたに依頼があったの。」
「...分かった。写真と詳細は部屋に送っておいて。」
「ごめんなさい。雪姫。」
そんなの謝られたって今更だ。
このことは俺と母さん、父さん、そしてルーシェしか知らない。
俺とルーシェは2人で1つ。
それは、誰にも知られては行けない。
そしてこの依頼は俺だけが背負えるものなのだから。
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