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「「「「きゃぁ「叫んだら成績落とすぞ...」
しーん
え、すごwwww
星羽さんが一言(脅し)を発するとすぐに静かになる教室。
ちゃんと教師やってんだなぁ...
「おい、朱城、入ってこい。あ、今日転校生がいるから。」
「「「「「「は?ええぇぇええ「うるさい」サーセンっしたあああ!」」」」」」
呼んでから言うとかなんだよwwwてかこのクラスの団結力やべえww
あ、こんな草はやすとかキャラじゃねぇな。
除草剤まかなきゃ
「ほれ、自己紹介しとけ」
「朱城 雪姫。どーも。」
「それだけかよ。」
「だってめんどくさいんだもん」
めんどい事なんてこの世界から無くなればいいと思うんだ。うん。
「相変わらずだなぁ、お前。あ、席はあそこな」
あそこ、と言って指されたところは、1番前の窓側
先生の死角になる場所だ。温かいしまぁまぁだな。
その席に座ると星羽さんが喋り始める。
「おーし。じゃあHR始めっぞー、今週末に高等部新入生歓迎会があるからなー。することは隠れ鬼らしい。楽しめよー。あ、体力作りわすれんなよー。これで終わりだ。かいさーん」
しみじみ思うが、星羽さんはいい先生だと思う。
俺にとっての星羽さんは星羽さんだけどなw
色々考えてるうちに誰かがこっちに近づいてきた。
「こんにちわー、朱城くん、だよねー?」
「ん?」
「僕、小憂坂 涼太(コウサカ リョウタ)だよー。よろしくー。雪姫くんって呼んでいーい?僕のことは涼太って読んでねー。」
「あぁ。よろしくな」
友達が出来たのか?まぁ、そんな感じだろ。
涼太と話して、涼太は風紀委員長をしている、ということがわかった。1年なのに...と思ってるとそれが分かったようで、
「3年の先輩が中等部の時の僕を指名してくれたんだー。ありがたいよねー。仕事めんどくさいけどー」
あ、こいつ俺と同じ人種だ。めんどくさがりだ。
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