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「さっきの足癖といい、このパンケーキといい、あなた誰かと一緒にいますよね。」
副会長鋭いなぁ...
ホームズみたい。あ、あんなに老けてないなw
「そんなことないですよー?僕はちょっとあなた達が来たことですっごいイライラしちゃって、甘いもの食べようと思ってたんですよー?」
あのブリザード笑顔を顔に貼り付けながら副会長と会話する涼太。
副会長も負けないくらいすっごいブリザード。
(てか、名前で呼んであげれば良いじゃん。副会長のこと。)
思い出すのがめんどくさい。
(あ、さいですか。)
「でもさ」 「でもさ」
「「僕らが来た時にはぁ、もうあったよ?」」
「それでね」 「それでね」
「「誰かに笑ってる風紀委員長さんが見えたよぉ?」」
「...それは気のせいなんじゃないですかー?」
あれ?鏡みながらしゃべってる奴がいる。ん?よく見ると、声二重で聞こえるな。それに鏡もない...
あれは双子か!!見たことなかったからなぁ...
一卵性の双子。
あ、モールス信号。忘れてた。早くどっか行こう。
そう思い、踵を返して教室に戻ろうとする。
くっそ...パンケーキ...
こんど絶対に涼太に奢らせてやる。
そう決意して...
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