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仲良くしてね?いろんな意味で。
no side
彼は突然現れた。
この名門全寮制学校はめったに外部生がやってこない。
とても高い学力を求められるのとともに莫大なお金がかかるのだ。
それに、共学にあるのにもかかわらず校舎や寮が隔離されており、女子生徒とはめったのことでは会うことができない。 そんなところへわざわざくるやつはいないと思ってた。
そんな時あの人がやって来た。
水城諒太
男らしい名前とは反対に、線が細く色が白く、血濡れたような唇はなんとも儚い色気を漂わせている。
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『先生、抱いて』
苦しい苦しい苦しい
「僕は君を抱くことはできない」
『なんで?抱いてよ』
怖い怖い怖い
「僕は担当医なんだ。君の性行為依存症を治すためにいるんだ。だからそんなことはできない」
『やだよ、お願い』
タスケテ
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