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流れ星は私の頭に当たって私は気を失った。
目が覚めるとそこは自分の部屋だった。
「えっ…ゆ、夢…。びびったぁ。」
安堵のため息をつくと
「ごはんよ~!」
母の声だ。
それとともに
「新学期そうそう遅刻よ!」
「へえっ!?」
変な声が出た。
「うそおぉぉぉ!!」
時計を見ると、7:50だった。
今日から中学2年になる。
8:00までに、学校にいなくてはいけないので、急いで走った。ギリギリセーフだからいいけど。
廊下で列をつくっていて急いで入った。きっと後で先生に説教くらうのは間違いなしだったはず。
※始業式
校長の話はどうでもよくて半分聞いてなかった。イライラする。ああ、はやく終わらないかな…。貧乏ゆすり炸裂の時間。
そういや、真南也が居ないな。どうしたんだろ。真南也というのは、小学校からのダチで、あれは楽しかったなぁ。
イタズラももちろん、たくさん忘れ物もしていた。元気な奴だった。それなのにいないなんて…バカは、風邪ひかないしなぁ。
考え事してたら、校長の話は終わった。ムカムカする。…あーあ、おもしろい事ないかなぁ…。
教室に入って、椅子に座った。私の席は後ろの方にあるので、教室を見渡せる。
休んでる子もいた。
ほとんど、小学校から来た子が多い。
ここに2人転校生がくるらしい。
「こんにちはー♪私はー高神 空っていいます。よろしくねー。」
例の転校生か…って、女の子っぽい女子!!
でも、女子か~あとで話しかけてみよう。
だいたいは、うちのクラスは男の子っぽい女子が多い。
そして、もう一人男の子かな?
「オレは、玉里(たまさと) 和也だ。」
…無理かも…暗いし。
暇ー。
暇と言う意外ない。
「ねぇ、」
「なんですか?…」
「夏花さんですよね」
「えっ、は、はい。そうです。」
誰だと思ったら。さっきの高神さんだった。
「えっと…そらさん」
「そらでいいですよ」
この子…なんか変だ。
「なんかようですか?」
「あ、えっと私の仲間になってほしいのですが…」
「…どゆこと!?」
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