1.バカな私は猫の神様らしい

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流れ星は私の頭に当たって私は気を失った。 目が覚めるとそこは自分の部屋だった。 「えっ…ゆ、夢…。びびったぁ。」 安堵のため息をつくと 「ごはんよ~!」 母の声だ。 それとともに 「新学期そうそう遅刻よ!」 「へえっ!?」 変な声が出た。 「うそおぉぉぉ!!」 時計を見ると、7:50だった。 今日から中学2年になる。 8:00までに、学校にいなくてはいけないので、急いで走った。ギリギリセーフだからいいけど。 廊下で列をつくっていて急いで入った。きっと後で先生に説教くらうのは間違いなしだったはず。        ※始業式 校長の話はどうでもよくて半分聞いてなかった。イライラする。ああ、はやく終わらないかな…。貧乏ゆすり炸裂の時間。 そういや、真南也が居ないな。どうしたんだろ。真南也というのは、小学校からのダチで、あれは楽しかったなぁ。 イタズラももちろん、たくさん忘れ物もしていた。元気な奴だった。それなのにいないなんて…バカは、風邪ひかないしなぁ。 考え事してたら、校長の話は終わった。ムカムカする。…あーあ、おもしろい事ないかなぁ…。 教室に入って、椅子に座った。私の席は後ろの方にあるので、教室を見渡せる。 休んでる子もいた。 ほとんど、小学校から来た子が多い。 ここに2人転校生がくるらしい。 「こんにちはー♪私はー高神 空っていいます。よろしくねー。」 例の転校生か…って、女の子っぽい女子!! でも、女子か~あとで話しかけてみよう。 だいたいは、うちのクラスは男の子っぽい女子が多い。 そして、もう一人男の子かな? 「オレは、玉里(たまさと) 和也だ。」 …無理かも…暗いし。 暇ー。 暇と言う意外ない。 「ねぇ、」 「なんですか?…」 「夏花さんですよね」 「えっ、は、はい。そうです。」 誰だと思ったら。さっきの高神さんだった。 「えっと…そらさん」 「そらでいいですよ」 この子…なんか変だ。 「なんかようですか?」 「あ、えっと私の仲間になってほしいのですが…」 「…どゆこと!?」
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