岸和田駅にて・・・

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岸和田駅にて・・・

 大阪のラテン系と呼ばれるのが、大阪の南の地域を総称して呼ばれる『泉州』である、活気の溢れる地域である。その泉州の代表的な街が岸和田であり、昔から和歌山(紀州)と大阪を結ぶ紀州街道の通るお城のある街である。  また、その紀州街道をなぞるように南海電車が走っている。  ちなみに、南海電車は、和歌山との交通の便を担う南海本線、高野山との連絡を担う高野線、その他支線がいくつかある。  南海電車は、大阪市内の難波駅を出るとのんびりした風景が広がる鉄道であり、夜の高野線では、真っ暗な高野山の御山を進む列車の姿は、真っ暗な闇夜を進む、光の列車を彷彿させて、さながら『銀河鉄道の夜』を連想させる。  
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