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「あー、すっきりした」
秋人は、ストローを使って出されたアイスコーヒーをずずっと飲む。
「……突然どうしたのでしょうか?」
清貴は冷ややかな目で秋人を見据えた。
二人は塾構内の『応接室』で向かい合って座っていた。
そこは主に三者面談の際に使う小さな部屋であり、『応接室』といってもテーブルに椅子が四脚あるだけの無機質な空間だった。
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