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エリアル「リープ。早く教えてよぅ」
エリアルが話すように催促をすると、リープは自分の過去について話始めた
リープ「じゃあ、話すよ。私はお爺ちゃんと二人で暮らしてたの。それで、私が12才の時にそのお爺ちゃんが急死したの」
エリアル「あぅ。聞いてごめんね」
リープ「ふふっ。何でエリアルが謝るのさ」
エリアル「辛そうな過去だから。聞いてごめんなさい」
リープ「お爺ちゃんが死んだのも3年前の話だし、私は立ち直ってるから大丈夫だよ」
エリアル「リープは強いね。私は3年で立ち直れるかな…」
エリアルは暗い表情で俯いた。
それを見てリープは少し明るい口調で励ました。
リープ「大丈夫だよ!右も左も分からない状態で暮らすんだから。必死に生きてたら俯いてる暇もなく前を見続ける事になるよ!私がそうだったから!」
エリアル「ありがと。リープ。私頑張るよ」
リープ「頑張れエリアル!」
エリアル「それで12才から今まではどうしてたの?」
リープ「くっ。それが一番話したく無かったのに。話さなくて良さそうな流れだったのにぃ!」
リープは言わなくていい流れをエリアルの一言で覆され、悔しがりながら話を進めた。
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