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リープ「ここらかリバティーだよ。エリアル」
エリアル「うーん…。そんなことより眠たいよ」
リープ「ここまで来たら私の家までもう少しだよ」
エリアル「もう無理ぃ。ここで寝ようかなぁ」
エリアルはふらふらと歩きながら呟く。
リープ「汚れるからダメ！女の子が野宿なんてしようとしない！」
すかさずリープがそれを止める。
エリアル「でももう瞼が重たくなってきたぁ…」
エリアルは目を手の甲で擦りながら眠気を我慢しているようなしぐさを見せる。
リープ「もうじき私の家見えてくるから頑張って」
エリアル「もうダメ…。助けてリープ」
リープ「本当にもう無理？」
エリアル「です！おんぶして！」
エリアルは勢いよく返事をして、すかさずにおんぶを所望した。
リープ「元気そうな返事だけど寝ずに頑張ったから少しぐらいは楽させてあげようか」
エリアル「やったー！！」
エリアルは嬉しさを押さえきれず拳を天に突き上げ、少し軽く跳ねた。
リープ「滅茶苦茶元気じゃないか！」
それを見てリープが即座に指摘する。
エリアル「リープおんぶしてくれるって言った！」
リープ「はぁー。分かったよ。しっかり捕まってるんだよ」
ため息混じりに気だるそうな返事をしながらもリープはエリアルに背中を差し出した。
エリアル「うん！」
エリアルはリープ背中に乗り、離れないようにギュッと腕を回した。
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