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お義母さんに話を切り出した時……
私たちは心臓がバクバク言って、抱っこしている沙和がむずがって……前途多難のように思えた。
「裕、本社に戻るの!!!
…………
…………
サラリーマンの宿命なのね……」
悲劇のヒロインの様に目を伏せて、落ち込んだ。
泣き落とし作戦???
でも……
本社異動を出したことは……お義父さんも義弟の栄士君も知っていたはずですが、黙っていた。
そのまま、誤解してもらったまま、過ごしてもらえれば、すんなりいくのに……
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