ある日の日常

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  「バーベキュー? 良いね。」 レンは2つ返事でOKする。 「ミーも行くでーす。」 メッキーもOKだ。 「今回はいつも学園を守ってくれている2人をねぎらって、僕のおごりだよ。」 「ええ~! 本当に?」 「ああ、そのかわりミトレンジャーの撮影会をさせてくれ。」 「うんうん、良いよ。」 「良し決まりだな。 土曜日の朝9時学校の正門前に集合な。」 「正門前ね。 解ったよ。」 「くれぐれもミトレンジャーのコスチューム忘れずにな。」 「解ってるって。」 レンはルンルン気分で快諾した。 しかしこのとき盗聴器ならぬ盗聴管が設置されているのを誰も気づくことはなかった。 「僕ちゃんに黙ってバーベキュー。 僕ちゃんのレンちゃんに……。 そんなことはさせないぜ。」 盗聴管の先で一人つぶやいていた。
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