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次第に早くなる手の動きに合わせて、一穂からの甘い声が絶え間なく響く。
「はっ、あっ、んっ、冬樹、もう……」
「イっていいよ…」
1人でするのとは全然違う刺激に、正直俺ももう我慢できそうにない。
「やあっ………」
一際高い嬌声と共に手の中で質量を増したそれがビクビクと震え一穂がイった。
うっ
その刺激に触発されて、俺も自身を弾けさせた。
はぁはぁと肩で息をしながら手の中の二人分の白濁をティッシュで拭い、クタリと力の抜けた一穂の体をベッドの縁に持たせかける。そして、一穂と自分の服を整えると、そっと立ち上がった。
「どこに行くの?」
不安そうな一穂を安心させるように笑いかける。
「手を洗いにいくだけだよ。ついでに飲み物取ってくる。コーラ飲める?」
頷く一穂の頭をひと撫でし、俺は階下に降りた。
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