第2章 出会い(1)

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第2章 出会い(1)

 --時は過ぎ、僕は28歳になった。  過去のあの出来事から10年以上絶ち、気にしていないなかった。  俺は高校教師となり、数学を教えている。  まだ暑さは変わらず、まるで夏の延長戦。  蝉の声も鳴きやまず、夏の輝きをまだ留めている。  俺は2年1組の担任の先生だ。  二学期の始業式で高校生たちは学校に来ている。  夏休みが終わったからだろうか。  中学生たちの顔が黒い。  女子のなかには白い人もいるが……。
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