お茶の時間

4/7
前へ
/50ページ
次へ
「ん? どうしたの?」 「最近、風邪が流行っています。他にも言ってありますが、近衛府でも調子の悪そうな隊員がいたらすぐに医務室に来るよう言ってください。周囲に感染を広げないためにも」 「あぁ、了解。君も気をつけてね」  柔らかな笑みを浮かべて出て行く彼の背中を見ながら、エリオットは小さく溜息をついた。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

510人が本棚に入れています
本棚に追加