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「こ、これは…っ!何十年かに1度出るか出ないかと言われれるほど貴重な『超絶大凶』!おみくじの製作者を問い詰めても作った覚えがないと言われるいわくつきの品が…っ」
「え?そんなにやばいやつなの?これ」
などと言っていると。
「『超絶大凶』って舐めてんのか!!」
という声に皆一斉に視線を向けるとそこにはなんと地面におみくじを叩きつけているヨキが居た。
「あ?なんでお前らが」
「こっちの台詞だがな」
そんな会話をしている間に巫女がヨキのおみくじを拾い上げまたもやカッと目を見開く。
「これは…っ!『超絶大凶』!何十年かに1度出るか出ないかと言われている品が2枚も!!」
「逆に運いい…」
うさぎの言葉に青は確かにと頷く。
「こういうのはいいのが出るまで引くもんだろ「おみくじを何だと思ってるんだお前は」
ヨキは再びおみくじを引き、開いた。
『超超絶大凶』
「レベル上がってんじゃねえよ!!」
ヨキは再びおみくじを地面に叩きつける。
「お前本当に運悪いな「テメーに言われたくねえんだよ!!」
テメーも引け!と言われ赤は渋々おみくじを再び引く。
『スーパーミラクルハイパー大凶』
「もうどういうことだ!!」
「そのおみくじの箱全部大凶なんじゃ?」
青が試しに引いてみると『大吉』が出た。
「このみくじ人を選ぶのか…?」
もう結果は見えているため赤とヨキは諦め、大人しくおみくじを結ぶことにした。
そしていよいよ…
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