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今日もスポーツジムのマシーンで身体を鍛える。日曜日に、ボディビルの地方大会がある。そのためのトレーニングである。傍らで西郷東子が見守っている。矢口たかし、２８歳。西郷東子、36歳。矢口たかしは、去年、予選落ち。2度目のチャレンジである。もっと若いころから、体を鍛えるのが好きで、趣味がこうじて、本格的にボディビルダーの道を目指す事になった。東子には、上腕三頭筋と言われても、ピンとこない。ただ、身長180cm.体重67kのきんせいの取れた身体と端正な顔が好きで、つきあっている。「ハァー、気持ちいい。今日も終わったよ。東子さん。」「東子でいいわよ。」
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