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「さて、そろそろエンディングのお時間ですねー。今日は楽しかったな。女の子の色っぽいお便りの数々に満足だわ俺。毎回こうだといいんだけど。次回から男からのお便りは読まずにお焚き上げしようぜ」
「最低。男に優しくないラジオ。僕は男からのお便り大歓迎。メンヘラ構ってちゃん女子からのメールよりクソみたいな野郎からのメールの方が数百倍マシ」
「最低。構ってちゃん可愛いじゃねぇか。女性は皆子猫ちゃんなんだよ。上目遣いで構ってにゃんにゃん。ああ、尊い」
「そして簡単に股を開くにゃん。がぱー」
「お前最低だなホント! うわ! 最悪の終わり方なんだけど! というわけで子猫ちゃん、来週もまたあしぶみ聞いてくれると嬉しいな。こいつは埋めとくから」
「生理中の女ほんと無理」
「お前このラジオ終わらせる気!?」
「はい」
「あーほんともうやだコイツ!」
某スタジオ。今、人気ラジオ「あしぶみ」の収録が終わった。
「終わったー。なんでだべ。座り仕事なのにどの現場より疲れるっていう」
赤茶毛の髪の男前が目の前のテーブルに突っ伏す。シルバーアクセが好きなのか、左耳には五つのピアス。ネックレスに指輪。ちょっとチャラそうである。
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