第4章「 女神神話 」

1/27
14人が本棚に入れています
本棚に追加
/210ページ

第4章「 女神神話 」

PCを開くと、ユリスは一心不乱に文字を打ち始めた。 どこかに隠されている、鍵の文字を探して。 ノートンはじっとユリスの後から、その文字を眺めていた。 「あの~・・・ユリス?? そろそろ、何を思いついたのか、教えて?」 「女神だよ。」 カタカタカタカタ・・・・ 「それ、もう何十回も打ってみたけど。 何もヒットしなかった・・・」 ふぁああああ~~~!大きなあくびをして、ノートンは目をこすった。 「いや、まだ試していない言葉が、ある。」 カタカタ・・・・ピッ! ダダダダダーーーーーーーーーーーーーーー! 画面上に、とてつもないデータが溢れ出した。 「-----???え? 何が起こったんだ??? ユリス!!!教えてくれないか、何て打ったんだ???」 ユリスは感動していた。 「・・・凄い・・・ そうか、そうだったんだ・・・ ノートン・・・ ・・・鍵 は   女神降臨  だったんだよ。」
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!