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「あ、あっ」
彼はラビィの内股を舌でなぞった。
「こんなに濡らして……えっちだね」
「や、だ」
アルベルトの舌が、ヒダの形を確かめるように動く。ラビィは薄い腹を蠢かせた。舌が花芯を責めて、柔らかく吸う。
「は、あっ」
何かが来てしまう。内股が、先ほどよりも細かく震え出した。唇から、淫らな言葉が溢れ出す。
「い、く」
「いってごらん」
蜜に濡れた唇が、ちゅっ、と花芯を吸った。
「ゃ、ああ」
ラビィの花芯から、しとどに蜜が溢れ出す。
「すごいね」
ラビィははちみつと体液でべたべたになったまま、はーはー息を吐いた。アルベルトは愛おしげにラビィの頭をなで、優しく口づける。
「お風呂に行こうか」
水滴が跳ねる音が、浴場に響いている。大理石で作られた広々とした浴室は、王族だけが使うことを許されている。
湯気の向こうに、大きさの違う二人ぶんの影が見えた。たまに、喘ぎ声と思しき声も聞こえる。ぱしゃん、とお湯が床を打ち、喘ぎがはっきりと聞こえた。
アルベルトの膝上に乗せられたラビィは、濡れ髪で震える。
「アルベルト、ゃあ」
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