君に僕の言葉を贈るとしたら、

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君に僕の言葉を贈るとしたら、

ふと、僕はカレンダーに目をやる。 カレンダーは7月になっている。しかし、外は雪景色だ。 もう、この世界には夏は来ない。桜咲く春も来ない。枯葉がハラハラと落ちる秋も、来ない。 もう、何年も暑いと言っていない。 僕は、7月になると彼女を思い出す。 あの、寒い7月になると。
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