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玄関先まで二人をミユキと一緒に見おくる。
「ミユキさん、今夜も美味しかったです」
「ミユキさん、焼き餅焼かせてごめんなさい。先輩をとることはありませんから」
礼儀正しい二人。
「二人とも、また来いよ」
「私も待っている。私がこの男の命を弄ぶ姿を見せたいからな」
二人が去ったあと、ミユキが俺の手をギュッと握る。
「貴様は私のものだからな!分かっているな!」
分かっている。
すぐ手が出るミユキだが可愛いこと、この上ない。
俺はミユキの唇にそっと唇を重ねる。
さぁ二人の時間を楽しもうか。
了
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