12人が本棚に入れています
本棚に追加
後輩二人を連れて、ミユキの待つ家の玄関を開ける。
ミユキが仁王立ちで待っていた。
「遅い!貴様のために腕をよりをかけたというのに、どこで道草を食っていた!返答次第によっては切腹させるぞ!」
後輩男子は、「相変わらずですねぇ」と苦笑い。
後輩女子は、「わぁ!可愛い奥さんですね!」とはしゃぐ。
ミユキは幼児体型で幼顔だが、立派な大人だ。
後輩女子の台詞にミユキは、いきなりうつむく。
「……女を連れてきたのか?」
「俺の可愛い後輩だから、よろしく頼むよミユキ」
「構わない……」
靴を脱いだ瞬間、ミユキは俺の横にピタリとつき手を握る。
「他の女に目移りしたら許さないからな……」
最初のコメントを投稿しよう!