4人が本棚に入れています
本棚に追加
第二幕
*秀生はコタツに座り、幸世の声がする*
2 「父と母は外出中だけど、気にしないで。 ねえ、お茶とコーヒーどっちがいい?」
1 「どっちでも」
2 「そっけないんだから。 ちょっと待ってて」
*幸世入室*
2 「お待たせ。 それで宿題やってきた?」
1 「“イジメ”に関しての社説を俺とお前で書くことに成って、その会議等の会話を地で話す二人劇ってどう? 演技できなくても、普通に話せばいいから。 お前は?」
2 「案なんて考えてないよ。 どうせ、秀生は自分の意見を曲げないから、無駄な事はしないの。 それで、行こう!」
1 「自分勝っ手な奴」
2 「King of Selfishにそんな事、言われたくないわ。 でもどうして“イジメ”なの?」
1 「ん、、、まだ、煮え切って無いんだけどな、没個性とか、人間性の崩壊とか、社会制度の崩壊とか、そんなネガティブな事のカオスって感じなんだよな」
2 「ふーん」
最初のコメントを投稿しよう!