第二幕

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1  「違う。 ただ、みんなビビッてて、何事でも穏便にって。 一番怖いのが内申書なんだろうな。 進学が一番大切で、それに影響しないように、感情を殺すのに馴らされてる。 馬鹿馬鹿しい」 2  「秀生は三年の時、よく喧嘩してたよね。 内申書気にならなかった?」 1  「全然。 あれは、正当防衛。 カツアゲされてた後輩をかばったら、ああ成っただけ。 でも、副会長殴った時、お前がかばってくれてなかったら、停学処分だったけど」 2   「高校受験でピリピリしてたからかな?」 1   「じゃぁ、勉強すればいいだけじゃん! 理由にならない」 2   「ストレス発散のイジメ?」 1   「大人の社会も同じだよ。 中間管理職がイジイジと部下に注意したりとか。 国際社会も同じ。 経済的にも軍事的にも強い国が、弱い国にゆうこと聞かせるみたいな。 んでもって、聞かなかったら、見せしめ的に攻撃したり、地震が起きたりとか。 地震兵器なんて七十年代にできてて、それは使わないって取り決めも国連で調印されてるんだぜ。 理不尽だよな」 2   「 秀生、本気でこの題材でステージするの?」 1    「だめかな? デスクも社会部ぽぃやつて言ってたじゃん。 それとも、お前、何かいい案ある?」 2  「 別に無いけど、、、もう少し軽い方がいいんじゃない?」     
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