第三幕

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第三幕

*イベント後、居酒屋のカウンターにて* 2   「なんか、ステージうけちゃったね」 1   「デスクが言ったような、コンクールとかなんて意識してなかったからじゃないかな。 でも、お前、緊張しすぎ」 2   「秀生は緊張しなかったの?」 1   「全然、自己主張してただけだからな。 お前、、、」 2   「何よ?」 1   「いや、、、ステージで、顔赤いから、、、」 2   「何よ!」 1   「いや、可愛いかった」 2   「、、、」 1   「今度、休み取れたらデート行かないか?」 2   「、、、」 1   「何か言えよ!」 2   「、、、初めてデートって言った、、、今更」 1   「お前を取り合う競争が始まる前に、先に勝ち星取得しとこうかなってな」 2   「そう、、、」 1   「まぁな」 2   「どうして、私だけ“お前”って呼ぶの?」 1   「それは、、、幸世には」 2   「何よ!」 1   「幸世には気を許せるからかな」 2   「何なのそれ、、、そうなの?」 1   「そうなんだよ! ああ、かっこ悪」 *照明アウト*
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