むくむく

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ある日、音楽の先生がまさおの前を通った。 「まさお君、こんちには」 その美人の先生はスカートを履いていた。 まさおは思った。 先生のスカートの中はどうなっているんだろう。 これまで以上にむくむくという気持ちが高まった。 「こんにちは、先生」 お辞儀をしながら「風よ、とっても強く吹いて」と、心の中で強く念じた。 すると突風が下から吹き上がり、スカートをめくり上げた。 あまりの突然のことに先生はスカートを押さえることも出来なかった。 まさおはその中を見た。 見た瞬間に目が釘付けになった。 先生は必死になってスカートを押さえた。 そして顔を赤らめたまま何も言わず速足で去って行った。
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