第一章
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目が覚めると、そこは木の天井だった。 見慣れない雰囲気にキョロキョロと軽く見てみると、入ってきた男の子と目があった。 10歳ぐらいの男の子が扉の位置からこちらをじっと見ていた。 「あの…」 「!!勇者様が起きた~!!二人めの勇者様が起きた~!!」 そう叫び、戻っていってしまった。 勇者?俺が?俺はアイドルなんだけど…
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