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「銃か。どこで手に入れた?」
「知ってどうするんだよ」
「好奇心、だよ」
金髪の言葉に憤りを隠すことが出来ず、引き金に指を置き照準を合わせた。
しかし動じる様子はない。
「なぜ、あいつの味方になる?」
金髪が質問をする。答えずにいようか迷ったが、途中でどうでもよくなって男は笑う。
何度も聞かされていることなのに、聞く方がどうかしている。それでも聞く理由は、本当に理解出来ないからだろうと男は思った。
「間違っていないからだ。正しいことをしているから、あいつの味方になる」
「また、か」
金髪は吐き捨てるように言った。
「神が絶対だ。なあ、そうだろう?」
金髪が目線を動かすことなく"誰か"に呼びかける。
男は目を見開いていた。震えが止まらなくなる。
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