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長いようで短い、はたまた短いようで長い。まるで禅問答のような人生における・・・。
人生の選択についての考察。
人が人生を考える上で看過出来ない問題。
それは、生きていく上で常に迫られるであろう選択の問題についてである。
人は、大小の差こそ有るものの常に選択と云う課題を与えられている。
それが人生の分岐点、ターニングポイントであればなおさらおろそかに出来ず大いに悩む。
又、その時は分岐点と意識せずに通過し、後日、はたまた数年たってから
あの時が私の人生のターニングポイントだったんだな。と気づく事もある。
あちらより、こちらの方が自分にとってより良い方へ向かうであろうと思い苦渋の選択をする。
・・・その結果はどうであろうか?。
あの選択は最良であった。と思うか?。はたまた、あの選択は失敗だった。
もっと熟慮すれば良かった。と思うか?。
・・・人生の選択の結果は、未来になってみなければ分からない。
否。未来になっても結論の出ない事もある。
今、自分の置かれている立場、現実を最良の結果として受け入れるか?。
ーはたまた、あの時違う選択をしていれば私の人生は、もっとより良いものになっていた。
と、思うのか。
・・・そして、話は冒頭へ戻る。
・・・人生は、長いのか?。短いのか?。
・・・10歳のとき自分の人生の終焉を想って死ぬ程死を恐れ悩んだ。
60歳になった今、人生の選択と云う結論の出ない問題について悩んでいる。
ーしかし、これだけは言える。
・・・冬の夜、家も無く、路上で、薄い布団にくるまって、震えながら眠る私。
と云うものは夢の中に出てくるだけで、現実にはいない。
・・・それだけで良しとするか?
・・・わたしの人生
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