第五話 遠征&内番

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すらすらと読んでいくと『新撰組』に関する話も出てきた。 鳥羽伏見の戦いでは、緒戦時、新選組は旧伏見奉行所内に在った。 慶応4年1月3日、薩長側の兵と旧幕府側の兵とが鳥羽方面と同じく、伏見でも昼間から通行を巡って対峙していた。           (省略) 新政府軍の5,000名(主力は薩摩藩兵)に対し、旧幕府軍は15,000名もいたが、鳥羽では総指揮官の不在や逃亡などで混乱をきたし、兵力を生かしきれずに新政府軍に前進を阻止された。 新選組は、この一連の鳥羽伏見の戦いで隊員の1/3が戦死する。 「そうだったんだ……」 最後まで読み終わり、改めてこの戦いが怖いなと思った。 なんでこんなことに巻き込まれたのか、まだ不安に思う。 だけど、「やるだけやって帰るんだ」ともう一度気を引き締めた。
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