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翡翠「ひ…姫様!指を!」
月姫「ああ、うん。ありがとう」
そうお礼を言うと、翡翠はニコッと微笑み月姫の指に包帯を巻いていった。
「って姫様ってどういうことですか?!」
「そうだな。姫にしたら格好も変だ。髪色もおかしいし…お前ら、異人か?」
さっきの翡翠の言葉に疑問を感じた2人は、勢いよく3人に聞く。
月姫「変?」
なんだ、こいつら。
失礼な奴らだな。あと、人に指刺しちゃダメってお母さんに言われなかったのか。
月姫「あーーーーっ?!」
ハルカ・美少年「うるさい/よ?/ですよ?」
なんでこんな仲いいんだ、お前ら。
てか!ハモんな!余計傷つくから!
月姫「ハルカ!江戸時代って言ったよね?!」
ハルカ「え?うん!言ったよ?」
月姫「江戸時代って長いの!詳しく言うと此処はいつなの!」
ハルカ「んー、幕末って事かな。ほら!日本って言えば『日本刀』じゃん?『刀』って言えば幕末だし!僕、新撰組好きなんだよね!」
月姫「はあ?そんな事聞いてない!それに、ハルカ新撰組の屯所の場所とか分かるわけ?!」
ハルカ「え?ーあ。えへへっ「僕達が、ですよ?」…………へっ?」
「僕、新撰組一番隊組長 沖田 総司です。」
沖田 総司…って、こんなに毒舌なんだね。
会わないと分からないもんだよ。
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