神はバカですっ!by月姫

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と、軽く言ってはいるけどさ? 動揺はかなりしてます。もう聞いた途端、わたし達3人とも立ち竦んでいた。 すると、足音が… 月姫「3人…?」 「…………」 月姫のその言葉に土方(?)が眉間に皺を寄せていた事は月姫は知らなかった。 ガラッ 「土方さん!どうした!?」 「総司と土方さん!さっきの声って女だよな?!」 「すごい大きな声だったよ!大丈夫?」 上から、でかい美丈夫な男、筋肉バカみたいな美少年、大きな瞳にまだ幼さを感じる美少年くん…。 なに、こいつら。 沖田「左之さんと永倉さん、平助さん、どうしたんですか?」 左之さんと永倉さんと、平助さん(?) うん、全員美形だわ。 沖田 総司が知ってるってことはこの人達も新撰組か。 「総司!この美人だれだ!てか異人か?!」 「新ぱっつあん。初対面だよ?えっと、話わかるかな?俺、八番隊組長の藤堂 平助。よろしくね?」 「俺は、十番隊組長の原田 左之助だ!」 「ああっ!ずりーぞ!俺、二番隊組長の永倉 新八だ。よろしくな!」 月姫「え、あ…はい。あと、わたし異人じゃありませんので…」 なんか、握手求められた。 うん、何故。 「お前らぁあ!勝手に進まんじゃねえ!」 沖田「土方。煩いですよ。」 土方「さん付けにしろ!あとお前は黙っとけ!」 沖田「え~」 土方「『え~』じゃねえぇえ!…ったく、そこの三馬鹿」 「「「な…ッ?!ちげぇよ!」」」 わあ、息ぴったり。 練習してたのか…。
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