神はバカですっ!by月姫

13/14
前へ
/81ページ
次へ
近藤「ん?どうした、トシ」 土方「『どうした』じゃねえよ、かっちゃん。なんで、住むこと決定なんだよ?!此処は女人禁制だぞ?!」 そう叫びながら言う土方さんの言葉にハッとする幹部達。 ハルカ「えー?女なんかいないよ?」 月姫「おい…此処にいるでしょ!」 ハルカ「えー?女なんかいないよ?」 月姫「なんでお前、言い直したの?!」 失礼な奴だな、おい。 わたしは、どう見たって女の子でしょーが。 こんなにか弱い女の子はわたししか…… 月姫「翡翠……わたしって女の子なの?」 「「「「は??」」」 幹部ら全員が零した。 翡翠「姫様。生物学上女ですよ。月の国の者でも人型ですから。」 その翡翠の言葉にホッとする幹部ら。 月姫「よかったあ。このネタ、多すぎてわたし不安になっちゃったよ。あ、わたし女らしいです!」 藤堂「月姫ちゃん、どんな扱い受けてんの?!」 月姫「ハルカの言葉の所為ですから」 藤堂のツッコミに月姫は、むくれながら言った。 沖田「んー、あっ!男になればいいじゃないですか!」 月姫「え''」 ハルカ「おー!沖田…さん、あったまいー!」 月姫「わたし、性別変換は苦手なんだけど…」 沖田「変換…?」 沖田が首を傾けるのも当たり前だ。 彼女…いや、月の国の者は性別変換及びいろんな動物になることができる。 だが、月姫は性別変換の能力だけは苦手であった。 土方「変換とかできるのか?」 月姫「え、あ、はい。わたしは苦手ですけど」 土方「出来なくていーんだよ。はあ、もうお前の住み込みは許可するから男装しとけ」 ハルカ「やったあ!おっけーだって月姫!」 月姫「…………わかった。」
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加