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おばあちゃん家に、みい子がやってくる前は平和だった。
毎日のようにおばあちゃんに学校であったことを楽しく話したり、一緒にお絵描きしたり、おばあちゃんお手製のお菓子を食べたりして楽しく過ごした。
だけど、みい子が来てからはおばあちゃんは、以前みたいにわたしのことを構ってくれなくてなった。
おばあちゃんは、みい子を膝の上にのせて頭を撫でる。
みい子は、ゴロニャンと、気持ちよさそう。
いいな~わたしも猫になりたいよ~
猫だったら、多少の悪さも許される。
みい子あんた、ずるいよ~
おばあちゃんの膝で気持ちよさそうにくつろぐ、みい子を睨む。みい子は、わたしの方をみて、にゃーんとあくびをする。
みい子ふざけるな~
でも、コイツは可愛い。くやし~い!
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