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私は疲れていた。 慣れない山の中を、休むことなく歩き続けるなんて。 私にとっては拷問以外のなにものでもない。 休憩を提案するためにみゆきに声をかけようとした時、みゆきの歩みが止まった。 「どうしたの?」
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